2010年09月12日

シチリア(家族の誇り)

家族の誇り、それは「身だしなみでけでなく、礼儀正しさや宗教上の義務を果たすことも欠かせない。ささやかな富を維持し、家族の義務を忘れないことも大切だ。要するに「ベッラフィグラ」(好印象)を与えなければならない。」


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シチリアの諺(抜け目なさ)


貧しさの歴史の中で、フルベリア(抜け目なさ)が言わば美徳とみなされている習慣を培った。例えば、

「2、3リラしかもっていない馬鹿よりも、ポケットに金をいっぱい詰めた悪魔のなったほうがまし」

「自分が羊になる男は狼に食われてしまう」

と言う諺が裏打ちしている。

「南部のイタリア人は金を儲けるために支配する傾向にあり、北部のイタリア人は支配するために金を儲ける傾向にある」(ルイジ・バルジーニ、「イタリア人」)

これもある意味で貧しさの裏返しである。

「政治が常に弱体だった国では、個人の力が高く評価される。自分の問題を処理できる男は他人の敬意を集める大物であり、「名誉ある男」、すなわち「マフィアの男」である。家族や友人を助ける。クリエンテリズモ(保護、ひいき)は物事がうまく運ぶ唯一の手段である。(地中海の風に吹かれて、常盤新平)」

「村人たちはまず村の一員であることをいう。ステファネンとか、シアカッターニとか。その後でシチリア出身だと告げる。自分はイタリア人だと言うことはあまり多くない。」(同上)

外敵に対しては結束が固くなる。一方で政治体制のようなものは利用することすらあれ、信用はしていない。

遠く目に眺めているような、どこかよそよそしい視線を感じるのは私だけではあるまい。「僕は目を見開いている。万一に備えて」。しかしよそ者が金を落としてしていくことを知って、少なからず目線は変わってきているように思える。
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2010年08月21日

タオルミーナ

 イタリアのルッカ、トリエステ、レッチェ、ドッビアーコ、コモ、タオルミーナ、パレルモ、パドヴァ、アマルフィなどの地方都市の長期滞在を試してきた。

 その中で住みやすく美しい景色に囲まれ、美味しい料理を味わえるシチリアのタオルミーナが最も気に入った。場所はカターニャからバスで海岸線を約1時間北に行ったところだ。映画「グラン・ブルー」の舞台になったイソラ・ベッラ(島)を眼下に望む、タウロ山の中腹にある小さな街である。

 街の詳細は観光案内に任せるとして、街の中心部にアパートを借りて滞在している。部屋はベッドルーム、リビング、台所、家具も洗濯機も備えており、長期滞在に必要な備品はすべてある。もちろん台所用品も調味料なども供えている。オーナーであるアントニオの心配りが感じられる。

 部屋は、4階建ての建物の3階で、メインストリートといっても狭いが、通りに面しているので、眼下に押し寄せる観光客の流れを眺めているのも楽しい。スーパーマーケットも町外れ両側に2ヶ所あり、また市場もあり、たいていのものはここで揃う。食材を探してイタリア料理もどきを試すのも楽しいものだ。

 通りの両側にはブティック、お菓子屋、みやげ物、レストランがひしめくように建ち並ぶ。狭い路地の階段を下れば、多くのトラットリア、ピッツアリーアがたくさんあリ、新鮮な魚料理も振舞われる。特徴のある料理を探して試すのも楽しいものだ。

 滞在中は、街の散策をよくする。近くには市民公園があり、ここからの景色がすばらしく、緑が多く花も美しいので朝の早い時間に散策する。また山側にはカステルモーラという山上の小さな町(写真)が有るし、階段を上れば丘の上の小さな教会からエトナ山と美しい海岸線を見ることができる。下れば、イソラベッラがある。長距離バスで足を延ばせば、シラクーサ、ラグーサ、パレルモ、アグリジェントへもいける。

 シチリアの料理はとても美味しい。もちろんタオルミーナの料理も美味しい。とくにピッツアはイタリアの中で一番美味しいと思う。めぼしいレストランを探して食べ歩くのも楽しみの一つである。料理はいずれ紹介する。      
posted by Sono_Hiro at 23:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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